オリジナル小説をぽつぽと書いてゆきます
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お盆の時期に合わせて京都に帰ってきたのをいいことに、麟の部屋に泊り込ませてもらうのは、これで何度目のことか。
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待ち合わせ場所を原宿にするなんて、ヒドイ。
「やべ。飲みすぎた」
その朝・・・というか、すでにお昼近い時間、充槻は携帯の呼び出し音で起こされた。
俺と桜井は、疾風のいない間に水沢をプールに誘うことに成功した。
事の顛末は、こんなカンジだった。
そして約束の日の前日の土曜日。