忍者ブログ
オリジナル小説をぽつぽと書いてゆきます
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 その言葉を聞いた時、頭の中が真っ白になった。
 もちろん、自分の耳を疑った。
 言葉の意味を、正確に把握するまでに、更に時間がかかった。
 レンジフードの下でタバコを吸いつつ、麟は少なからず困惑していた。

 時計を見ながら、友里は一瞬考え込み、そして言った。
 「じゃ、ご飯にしましょ」
 さすがに今日1日一緒にいて、麟と充槻は友里に振り回されるのに慣れてきた。
 「夜のパレードまではまだ時間もあるし、男子はお腹空いたんでしょ?」
 「「まあ」」
 思わずハモる、麟と充槻だった。
 「じゃ、お夕飯に決定!」
 そう言ってにっこり笑い、悠宇の腕を組んだ友里の後を、男子2人は大人しくついて行った。

 残された2人は、準備のいい友里の出したレジャーシートに広々と座った。

 買い物をしているうちに、なんだかんだと時間が過ぎていったので、キャッスル前のショーを見るために席に着く。

 始業式があったその日の夕飯前、悠宇の携帯がなった。

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新記事
プロフィール
HN:
貴志みつる
性別:
非公開
最古記事
フリーエリア
ブログ内検索
最新CM
[03/19 紅梅]
[02/07 紅梅]
[11/01 紅梅]
[09/07 紅梅]
[06/03 紅梅]
最新TB
アクセス解析
バーコード

Copyright © 貴志みつるの創作部屋 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]