オリジナル小説をぽつぽと書いてゆきます
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外出から帰ってきた悠宇は「暑かった〜」と言いながら、まず真っ先にキッチンへ向かった。
それは8月1日の朝のこと。
お盆の時期に合わせて京都に帰ってきたのをいいことに、麟の部屋に泊り込ませてもらうのは、これで何度目のことか。
待ち合わせ場所を原宿にするなんて、ヒドイ。
「やべ。飲みすぎた」
その朝・・・というか、すでにお昼近い時間、充槻は携帯の呼び出し音で起こされた。
この話は「by and by」の番外です。
次の日の朝。
そして、平日を挟んだ連休の後半初日、悠宇は用事があるといって出かけて行った。